携帯電話を所持する子供について
バンダイネットワークスが運営する情報交換サイト「サークルリンク」内で
『小中学生の携帯電話に関する調査』が実施された。(3月1日)
有効回答数は507名。
小中学生の携帯電話の所持率は、
[自分専用のものをもっている]22.1%、
[家族共用のものをもっている]が5.1%
[もっている]割合は約3割で、中学生の所有率は半数を超えている。
携帯電話を持っていない369名が、持っていない理由は、
[携帯電話が欲しいけど買ってもらえないから]が66.1%
[携帯電話は自分には必要ないから]は19.2%
今後の携帯電話の購入予定無しとする割合が60.2%
入学祝いに携帯電話を買ってもらう予定という回答は12.7%
持っている携帯電話のキャリアは、
NTTドコモが37.7%(小学3~6年生に多い)
auが36.2%(中学生に多い)
[携帯電話を持っている]138名が、どんな携帯を持っているかというと、
[大人向け携帯電話]が58.8%
[子供向け携帯電話]が31.2%
小学5年生以降は[大人向け携帯電話]を持つ子が多くなり、
中学生では、[大人向け携帯電話]が9割以上を占める。
[大人向けの携帯電話]を持たせる場合は、アクセスを制限するサービスは利用したい。
携帯電話と子供の安全
携帯電話を子供の「安全を守るため」に持たせようと考える保護者が増えている。
けれど、少年が大人向けサイト等を利用して犯罪被害に遭うケースも多くなっています。
携帯電話は『子供の安全を守る』こともできるけれど、
使い方によっては『子供の安全を脅かす』ことになります。
「10代限定サイト」と呼ばれるようなサイトでも匿名性が強く危険性がある。
例えば、実際に有った手口として、
「10代限定サイト」を専門に閲覧している成人男性が、
携帯電話でそのサイトに接続している女子児童を脅迫するような犯罪手口も検挙されている。
安全のための携帯電話が、かえって子供を危険にさらすことになります。
そこで、携帯電話の接続トラブルから、子供を守るために、
「フィルタリングによるアクセス制限」など、色々なサービスが有る。
子供の携帯電話を購入するときには、
こういったサービスを考慮して、ガードしたいですね。
同時に子供にも「どのような点に注意しなければいけないか」しっかり伝えることです。